- 2024年4月13日
介護士は副業禁止になるの?副業の種類や会社ルールがチェックポイント
この記事で解決できるお悩み
国の方針としても副業を推進している時代です。
介護士も副業の活用を考えたいところですが、副業禁止になるかどうかが気になりますよね。
副業に興味を持っていても、職場のルールによって副業がOKだったり禁止だったり。
「常勤正職員でも大丈夫?」「実践して怒られたり処分されたりしない?」など不安も感じるでしょう。
この記事では介護士副業の実態、おすすめの副業、注意点などを解説しています。副業に興味がある方はぜひ最後までお読みくださいね!
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介護士は副業禁止なのか気になる
介護士の副業については、基本的に各法人の就業規則により異なります。
副業禁止となっている場合もありますし、法人への副業申請を出すことで副業を行える、という制度を作っている場合もあります。
令和2年に発表されたデータですが、医療・福祉業界で副業している人の割合は9.9%(全体平均は9.7%)という数字でした。
介護士の副業割合はもっと少なくなりますが、介護士の副業参加はまだまだ進んでいないかもしれません。
施設側の視点で「介護士の副業禁止」を解説
介護士が副業を行うことについて、介護施設側も不安を感じるものです。
以下のような点は介護士も意識しておく必要があります。
副業に大きく力を入れてしまい、退職リスクが生じる
介護の仕事をしながら副業にも力を入れるためには、時間・労力のバランスをうまく取る必要があります。
本業である介護士としてもしっかり役目を果たしながら、時間外の労働で副業をこなすのが理想的。
しかし、本業と副業がどちらも忙しくなってくると、日々の生活で気持ちの余裕がなくなってしまいます。
1日は24時間しかありません。副業に割くことができる時間・労力を増やしてしまえば、影響が出てくるのは本業の介護業務。
介護の仕事と副業を両立することがストレスとなり、「介護の仕事」か「副業」かを選ぶような状況になりかねません。
正直なところ、副業のほうに魅力を感じていたら「介護の仕事を退職しよう」となってしまいますよね。
これは施設側には大きな不安であり、退職リスクはなんとしても避けたい。だからこそ副業禁止ルールを定めるわけです。
収入増加にともない勤労意欲が低下し、労働の質も悪くなる
副業収入が増えてくると、「介護の仕事」と「副業」のコストパフォーマンスを比べて勤労意欲の低下を招くことがあります。
副業のほうが効率的に稼げている場合には、「介護の仕事をしている時間がもったいない?」という心の声も生まれてしまうんですよね。
介護士として熱意をもって仕事に取り組むことは当然。それが副業の影響によって労働の質を下げてしまうのだけは避ける必要があります。
やはり、本業に影響を与えないことが副業をする上での最低限ルールです。
副業について介護施設の会社ルールは?
副業を考えるときには、以下のような会社ルールをしっかりチェックすることが大事です。
- 就業規則に副業について定めあり
- 副業がOKの場合、どのようなルールが定められているか要確認
- 副業禁止の場合、厳重注意や給与ダウン、自宅謹慎など罰則規定を受ける恐れあり
- 副業についての不明点は上司に確認すること
- 業務に支障をきたす、法人の秘密漏洩など法人側はリスク発生を心配している
介護士におすすめの副業とは?
介護職の経験を副業に活かすことは大きなメリット。
また、人と接してきた経験・知識は、価値あるコンテンツにもなり得ます。
以下、おすすめの副業例を紹介しますね。
今までの経験を活かした介護系副業
単発バイトアプリ
面接不要で給与が即金でもらえます。有資格者限定のアプリ。
夜勤専門のバイト
以下サイトで効率よく案件が探せます。
公式 【MC-介護のお仕事】
登録制の訪問ヘルパー
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公式 クリックジョブ介護
スキルシェアサービス
レク参加、病院付き添い、イベント手伝いなど単発仕事で報酬が得られます。
公式 スケッター
【ブログ副業】本業とは異なり、一人でできる副業
ブログ副業がおすすめです。介護現場でのあなたの経験・知識は多くの人に役立ちます。
- 介護職のいいところ、悪いところ
- 介護施設の人間関係のコツ
- いやな上司、同僚の見分け方
- 介護技術のワンポイントレッスン
などなど、あなたが介護士として働いてきたすべての経験はなんでもネタになります。
ブログ副業を簡単に始める方法は以下にまとめています。
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ライター紹介
おーすけ
介護施設の元・事務職員。現場の介護士や看護師の苦労を目の当たりにし、IT化による業務効率化を支援してきました。しかしながら、自身が体調を崩して退職。介護士や看護師の方々には尊敬の想いしかありません。このブログで発信する情報が何かの役に立てばと願っています。(資格:日商簿記2級、ITパスポート)