- 2024年4月13日
50代介護職の体験談ブログ―仕事を覚えるのがきつい?どの介護施設で働くのがおすすめ?
この記事で解決できるお悩み
50代介護職はなぜ「仕事を覚えるのがきつい」のか?
50代介護職がうまく仕事を覚える鉄板の方法
意外と知らない介護職のやりがいキープ法
50代の介護職転職、失敗しない介護施設選び
50代で介護職に携わることは、人生の新たなチャレンジです。
多くの方がキャリアチェンジを検討し、自分の経験や人生の意義を追求する中で、介護職の魅力を見出しています。
この記事では、実際に50代で介護職として働いている方々の貴重な体験談を通じて、充実したキャリアと幸福な日々を送るためのヒントをご紹介します!
50代介護職は仕事を覚えるのがきつい?
キャリアチェンジで介護職に転身した50代の方々。
人生の節目で自身の価値観や目標を見つめ直し、人々の役に立ちたいという強い思いが介護職への道を選ばせました。
ただし、50代で未経験の介護職へ飛び込むと「仕事を覚える」ことが悩みのタネとなります。
仕事を覚えるのがきつい、覚えが悪い理由
仕事の覚えが悪い理由は、やはり年齢的な記憶力低下です。これは仕方ないですよね。
介護の仕事はとても幅広いです。
身体介助、食事介助、排泄介助の基本作業に加えて利用者様の健康状態把握や個別の注意事項などが発生。
記憶力だけに頼って仕事を覚えようとするのはきついと言えます。
メモを活用して、自分の仕事マニュアルを作る
介護の仕事は幅広いですので、メモを活用して1つ1つ仕事内容をまとめていきましょう。
自分の仕事マニュアルを作成することでいつでも見返せますし、記憶の定着にもつながります。
スマホに慣れている方はメモアプリの活用もおすすめ。
動画や写真と一緒に作業内容を残しておくと間違いやミスが減りますよ。
人によって教えられた仕事内容が違う?
介護業界とにかく忙しい現場です。
50代の新人に対して研修を実施してはくれますが、丁寧な指導をしてくれないケースも。
シフト状況によっては、研修指導をしてくれる先輩が日によって変わり、
教えられた仕事内容が人によって変わってくることさえあるんですよね。
どのやり方が正しいか迷うときは、必ずリーダー職に確認し直しましょう。
「年下の先輩たち」から遠慮なく間違いを指摘してもらおう
20代~30代の若い先輩介護職員とともに、50代の未経験介護職員は一緒に働くことになります。
日本人の性質から「年下が年上の方を指導する」のは気が引けるもの。
間違った仕事のやり方をしていても、年下の職員から教えてもらえない可能性もあります(遠慮されている状態)。
なので、日頃から「なんでも間違いを指摘してくださいね」などとコミュニケーションをとっておくとよいでしょう。
50代介護職がうまく仕事を覚える方法
50代の介護職がうまく仕事を覚える方法についてまとめますね。
- メモをしっかり取る
- 仕事の教え方は人それぞれ。迷いや混乱が生じたらリーダー職に確認。
- 年下の先輩と積極的にコミュニケーションをとる
- 「人間相手」が前提。モノではなく対人を意識してすべての仕事を捉える
- 「積極的に学ぶ姿勢」が仕事を覚える近道
50代から未経験で介護職をするとなればいろいろな壁にぶつかります。しかしながら、前職までの経験を活かしながら、日々の学ぶ姿勢を継続することであなたを1人前にしてくれますよ!
50代介護職としての成長とやりがい
50代で介護職に携わる上での課題や困難について、実際の体験者たちが直面した問題とそれを乗り越えるためのアプローチを語ります。
体力や疲労度への影響、技術や知識のアップデート、職場でのコミュニケーションなどが挙げられます。
しかし、前向きな姿勢や自己成長の意識を持ち、それらの課題を克服する方法も共有します。
1. 体力と疲労度への影響
介護職は肉体的にも精神的にも要求の高い仕事です。
50代になると体力や疲労度には個人差がありますが、一般的には若い頃と比べて回復力や持久力が低下している傾向があります。
これにより、長時間の立ち仕事や重労働による疲労感が増え、体力の限界を感じることもあります。
克服策
また、休息やリラックスの時間を確保することも大切です。
体力面での課題に直面した場合は、上司やチームメンバーとのコミュニケーションを通じて適切な配慮やサポートを受けることも大切です。
2. 技術や知識のアップデート
介護の現場は常に進化しており、新しい技術や知識が求められます。
50代になると、若い世代と比べて新しい技術や情報に追いつくのに苦労することがあるかもしれません。
しかし、技術や知識をアップデートすることは、自身の成長や利用者への質の高いケア提供につながります。
克服策
専門書やオンライン教育コースを活用して最新の情報を取得し、定期的な勉強会やセミナーに参加することで技術や知識を磨くことができます。
また、若いスタッフとの交流を通じて新しい視点やアイデアを得ることも大切です。
3. 職場でのコミュニケーション
職場での円滑なコミュニケーションは、介護の現場において非常に重要です。
しかし、年齢や経験の違いから、若いスタッフとのコミュニケーションに戸惑いや摩擦を感じることがあるかもしれません。
職場内の人間関係が悪化すると、仕事へのモチベーションややりがいが低下する可能性があります。
克服策
若いスタッフとのコミュニケーションの機会を積極的に作り、相手の意見やアイデアに耳を傾けることで信頼関係を築くことができます。
また、自身の経験や知識を惜しみなく共有し、指導や助言を行うことで、職場内での存在感を示すことも重要です。
さらに、チームビルディングの一環として、職場でのコミュニケーションを円滑にするためのミーティングや交流イベントを定期的に行うことも有効です。
50代の介護職としての課題は、体力や疲労度、技術や知識のアップデート、職場でのコミュニケーションなど様々です。
しかし、前向きな姿勢や自己成長の意識を持ちながら、これらの課題を克服することは十分に可能です。体力面では適切なケアと休息を心掛け、技術や知識の面では自己学習や研修を活用し、コミュニケーションの面ではオープンな姿勢で若いスタッフとの関係を築くことが重要です。
50代の介護職員として、経験と知識を活かし、やりがいのあるキャリアを築くことができるでしょう。
また、職場の環境改善やサポート制度の活用も検討してみてください。
最後に、同じような課題に直面している仲間たちとの情報交換や支え合いも大切です。
50代から介護業界へ転職したい方へ。どの介護施設で働く?
50代から介護職へ転職したい場合、どの介護施設で働くかは重要な選択となります。
年齢的な要素をしっかり考慮し、無理せず働ける介護施設を選びましょう。
特別養護老人ホームや介護老人保健施設は避けた方がいい
特別養護老人ホームや介護老人保健施設は規模が大きく、さらに要介護度の高い方が大勢いらっしゃいます。
大変な状態の入所者さんが多い中で50代が働くにはとても大変です。
未経験で介護職となるなら、50代は特別養護老人ホームや介護老人保健施設を避けるのが無難ですよ。
おすすめ①:グループホーム
介護職として働きたい50代の方におすすめの職場は、グループホームです。
介護施設にはたくさんの種類がありますが、初めての職場はグループホームをおすすめします。
理由は、無資格で働けることと、入居人数が8人ということで気持ちが楽なんですよね。
50代で無理なく働ける環境を重視し、まずはグループホームで介護職の経験を積む。
その後、他の介護サービスにもチャレンジしていく、という方向もありですよ。
おすすめ②:デイサービス
デイサービスは日中帯だけの営業時間であり、レクリエーション活動など楽しい雰囲気の現場です。
心の持ち方によってはより充実した日々を送ることができます。
入浴介助があったり、常にテンションの高さが必要だったり。
元気さが求められるのがデイサービス。送迎が意外と大変だったりします。
無資格で転職するならおすすめの職場ですよ。
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まとめ
最後に、50代の介護職を目指す方々へのエールと将来展望についてお伝えします。
介護職は貴重な仕事であり、社会に大きな影響を与える存在です。
50代の経験豊かな方々が介護現場で活躍することで、より質の高いケアが提供されることでしょう。
将来の展望としては、介護職の需要がますます高まっていくことが予想されます。
高齢化社会の進展や少子高齢化の影響により、介護施設や在宅ケアへの需要はますます増えていくでしょう。
その中で50代の経験と知識を活かした介護職は、ますます重要となるはずです。
50代の方々に対して、介護職への挑戦を心から応援します。自身の経験や人生の智恵を介護現場で発揮し、多くの人々の支えとなることでしょう。
幸せな人生の一環として、やりがいと充実感を得られる介護職にぜひ挑戦してみてください。
あなたの存在が、誰かの笑顔と幸せをつくり出す力となることを信じています。頑張ってください!
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ライター紹介
おーすけ
パニック障害持ち。HSP気質。介護施設の元・事務職員。現在は業務委託で在宅作業。介護施設で介護職員や看護師の苦労を目の当たりにし、IT化による業務効率化を支援してきました。しかしながら、他人の目を過剰に意識して「ええかっこ」をしようとして仕事を限界以上に抱え込み自身が体調を崩して退職。介護士や看護師の方々には尊敬の想いしかありません。このブログで発信する情報が何かの役に立てばと願っています。脱「ええかっこしい」でゆる~く楽な生活へ。(資格:日商簿記2級、ITパスポート)