介護士の副業、バレる?禁止?実はOKだった!元・介護施設職員が教える副業事情

介護士の仕事はやりがいがあるけれど、給与面で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで気になるのが副業ですが、実際問題として可能なのでしょうか?

「副業禁止って聞いたけど…」

「バレたらどうしよう…」

そんな不安を抱えているあなたへ、元・介護施設の事務職員が介護士の副業事情を赤裸々にお伝えします。

本記事では、介護士の副業に関する疑問を徹底解剖!

  • 介護士の副業はOK?NG?
  • バレるリスクは?
  • おすすめの副業は?
  • 実際に副業で成功している介護士の体験談

介護士さんの経験と、複数の副業で培ってきたノウハウを集約に、副業を成功させるための秘訣も余すことなくお伝えします。

収入アップを目指すあなたにとって、きっと参考になる情報が満載です。ぜひ最後までご覧ください!

介護士の副業、バレる?禁止?実はOKだった!元・介護施設職員が教える副業事情

そもそも介護士は副業できるの?

結論から言うと、介護士の副業は、施設の就業規則によって異なります

多くの介護施設では、「介護士の疲労による事故防止」「労働時間の管理」「本業への集中力低下防止」などの理由から副業を禁止しています。

しかし、中には副業を許可している施設もあり、勤務時間外であれば問題ない場合もあります。

まずは、勤務先の就業規則をよく確認しましょう。

就業規則で副業が禁止されている場合は、副業をする前に必ず施設長の許可を得る必要があります。

許可なしに副業をしてしまうと、懲戒処分を受ける可能性がありますので注意が必要です。

副業禁止の施設が多いのはなぜ?

介護施設で副業が禁止されることが多いのには、主に以下の3つの理由があります。

介護士の疲労による事故防止

介護は体力的にハードな仕事です。副業で疲労が蓄積すると、利用者へのケアに支障が出たり、事故を起こしたりするリスクが高まります。

施設としては、利用者様の安全を守るために、副業による過労を防止したいと考えているのです。

労働時間の管理

介護士は、介護福祉士法で定められた上限労働時間があります。副業で長時間労働をしてしまうと、法令違反になる可能性があります。

施設としては、労働基準法を守り、職員の健康を守るために、労働時間の管理を徹底したいと考えているのです。

本業への集中力低下防止

副業に熱中しすぎて、本業への集中力が低下してしまうことを懸念している施設もあります。

介護は利用者様の命や生活に関わる重要な仕事です。施設としては、職員が常に高い意識を持って仕事に取り組んでほしいと考えているのです。

副業禁止の施設で副業したらどうなる?

副業禁止の施設で副業が発覚した場合、懲戒処分を受ける可能性があります。

処分内容は、注意から減給停職最悪の場合は解雇まで様々です。

また、施設の評判を落としてしまう可能性もあります。

副業を始める前に、必ず施設長の許可を得るようにしましょう。

副業を行う際の4つの注意点

もし、副業が許可されている場合、以下の4つの点に注意して行いましょう。

体調管理に十分気をつける

介護の仕事と副業を両立するには、体力管理が非常に重要です。

十分な睡眠と休養をとり、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

職場で副業の話はしない

職場で副業について話してしまうと、誤解を招いたり、他の職員に迷惑をかけたりする可能性があります。

副業に関する話は、職場外に留めておきましょう。

一定の金額を超えたら確定申告をする

副業の年間収入が20万円を超えた場合は、確定申告が必要になります。

確定申告を怠ると、税務署から追徴課税を受ける可能性がありますので注意が必要です。

本業に支障が出ないようにする

副業は、あくまでも本業の介護の仕事が最優先であることを忘れないでください。

本業に支障が出るような副業は避けましょう。

副業を探すときのポイント

副業を選ぶ際には、以下のポイントを参考にしてみましょう。

自分のスキルや経験を活かせる仕事

介護士としての経験やスキルを活かせる仕事を選ぶと、スムーズに始められます。

例えば、訪問介護介護タクシーなどの介護系の仕事がおすすめです。

体力的に負担が少ない仕事

介護の仕事は体力的にハードなので、副業は軽作業デスクワークなど、体力的に負担が少ないものを選ぶのがおすすめです。

時間や場所に縛られない仕事

介護のシフトによっては、副業できる時間が限られます。

在宅ワークネットビジネスなど、時間や場所に縛られない仕事を選ぶのも良いでしょう。

興味のある分野の仕事

仕事内容に興味があると、モチベーションを維持しやすくなります。

自分が好きなこと得意なことを活かせる仕事を探してみましょう。

副業禁止でも諦められない場合の3つの解決策

どうしても副業がしたい場合は、以下の3つの方法を検討してみましょう。

勤務先を変える

副業が許可されている介護施設に転職するという方法です。

転職活動は大変ですが、自分の希望に合った職場を見つけることができれば、長く働き続けられる可能性が高くなります。

おすすめの転職サイトを以下にまとめました。
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働き方を変える

正社員から派遣アルバイトに働き方を変えることで、副業が許可される場合があります。

ただし、派遣やアルバイトは正社員よりも給与や福利厚生が低くなる場合が多いので、注意が必要です。

許可を得られる副業を選ぶ

施設によっては、オンライン資格取得論文発表など、特定の副業のみ許可している場合があります。

勤務先の就業規則をよく確認し、許可を得られる副業を選びましょう。

介護士の副業に関するよくある質問

介護士が副業をしてバレることはありますか?

副業がバレる可能性はゼロではありません

マイナンバー制度や税務申告で明らかになることがあります。

また、勤務中に副業で疲れている様子が見られたり、職場で副業の話をしてしまったりすると、バレてしまう可能性があります。

介護士の副業におすすめの仕事は?

介護士の副業におすすめの仕事は、以下の通りです。

副業でいくら稼ぐことができますか?

副業で稼げる金額は、仕事内容や勤務時間によって異なります。

一般的には、月額3万円~10万円程度が目安と言われています。

まとめ

介護士の副業は、施設の就業規則本人の体力などを考慮して慎重に判断する必要があります。

どうしても副業がしたい場合は、勤務先を変える働き方を変える許可を得られる副業を選ぶなどの方法を検討しましょう。

副業を始める前に、十分な準備をして、無理のない範囲で取り組むことが大切です。

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あとがき

介護士の副業は、収入アップやスキルアップの手段として有効ですが、本業に支障が出ないように注意する必要があります。

この記事が、介護士の皆さんの副業選びの参考になれば幸いです。

ライター紹介

おーすけ

おーすけ

パニック障害持ち。HSP気質。介護施設の元・事務職員。現在は業務委託で在宅作業。介護施設で介護職員や看護師の苦労を目の当たりにし、IT化による業務効率化を支援してきました。しかしながら、他人の目を過剰に意識して「ええかっこ」をしようとして仕事を限界以上に抱え込み自身が体調を崩して退職。介護士や看護師の方々には尊敬の想いしかありません。このブログで発信する情報が何かの役に立てばと願っています。脱「ええかっこしい」でゆる~く楽な生活へ。(資格:日商簿記2級、ITパスポート)

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